2012年12月26日水曜日

まだできていません


甘いお誘いの向こう側には、過酷な現実が待っている。
25日までに出さないとアレな例のアレ。
そ、そんな迷信は信じません…せん…


来年のわたくしのテーマを、よくわかっていらっしゃる。

2012年12月25日火曜日

佐藤に神のご加護を


昨晩は聖なるクリスマスイブでしたので、お祝いをしました。
隠れクリスチャンの友人と一緒に。


こうやって置くと、一瞬遺影に見えちゃうのは持ち込みのイコン。
これがまたなかなか良いんですよね。
北欧のものだとか。


鶏の丸焼きは料理初心者にはハードルが高過ぎたので


地味な感じになっちゃいましたが


頑張ったので(先日のパーティーで持ち込みいただいたもの、うまい) 


どうか許してください(焦っていたので写真が黄色い)


キリストさま…

食べながらマリア様に悩みを聞いていただき、仏教徒もすんなり楽しめるクリスマス最高!と調子に乗って飲食し過ぎたのか。
悪夢を見るし、食べ慣れない西洋料理にもたれるし、寝汗すごいし、朝は大雪だしで、なんとも絶妙なクリスマスでした。
すごくすごく楽しかったけど。

来年は寿司でも握って、和のクリスマスにします。

2012年12月21日金曜日

レピッシュ


冬至の夜、キッシュが焼き上がりました。
キッシュときいて思い出すのは…


そう、レピッシュ。
音的になんかね。
ひうらさとるさんの漫画で知りました、レピッシュ。
幼き頃はかなりのひうら崇拝者だったわたくし、レピッシュは宝物でした。
月下美人なんてすり切れるまで何度読んだことか。(嘘)

しかし元ネタのレピッシュは聴いた事が無く、ただ今バックミュージックに流して書き綴っているところなのです。

割と、いいね。
気分じゃないけど。

余ったキッシュは明日配ります。
びくびくしているそこのあなた、何事も経験ですよ、経験。

おしゃれ手帖


はあ、絶望だよ。
来年のテーマが「ガーリー」になったものだから今年残りわずかの日数は助走ガーリー期間となり、変に洒落心が出ちゃって安セーターのボタンを可愛いのに付け替えたら大失敗だよオマイガ。


なんだかとてもしつこい。

まるで長尾謙一郎のおしゃれ手帖をファッションの類のそれと間違えて買った女子中学生の心境だよ。

来年のテーマを勝手に母に決められた私はそろそろ29歳となります。
焼き鳥の匂いを放つ女性からは、もう卒業です。

2012年12月20日木曜日

ゆく年くる年


牛肉の赤ワイン煮込みの仕込み。
煮込みとか仕込みって、すごく料理やってる感が出ていいね。

料理をやらない友人の為にわたくしが腕を振るう事となりました。
クリスチャン(仮)の友人にとってはクリスマスは大切な行事云々カンヌン。
なにやら一年のうちでもとっておきのイベントのようです。
そして何故か仏教徒のわたくしが聖なるクリスマス仕込みを…

言わせていただきましょう。
解せぬ。

作った事のないものに挑戦するのは割と嫌いではないのでまあいいのですが、味の保証は全くございません。
美味しい物が出来上がったらラッキー!あとは酒で流し込めばオールオッケー!
といったところでしょうか。

さてこの肉塊、かれこれ2日間ほど赤ワインにつけ込みます。
…そう、もうこの時点でわかったことでしょう、そこのまんだらけなあなた。

美味しんぼのレシピです。ごめんなさい。

その他にも色々なレシピを拝見してアレンジしてみたので、美味しんぼオリジナルではないのですが。
低予算披露宴料理対決のきっかけにもなるメニューだそうです。
その割に結構お金かかったんだけど、あ、あれ?


2012年12月19日水曜日

メルシーおみや。


お土産は、なんとなく「おみや」って呼び方が好きだ。
ちょっといやらしい感じがなんだかいい。

友人より。
デッドストックの別珍足袋。
光太郎と智恵子。いつものささま書店にて。
織部の豆皿。なんの模様か、私には短冊にしか見えない。
早々に食べてしまったけれど越後鶴屋のみたらし団子。
昆布出汁の風味が鼻にぬける。

「おみや」は、みかん一個貰ったって嬉しいもの。
のけぞるような変わり種をいただいても嬉しいもの。
今の自分にぴたりとはまる、求めていた一品を貰ってもやはり嬉しいもの。

こんなちっぽけな私のこと覚えていてくれたのね!って事が何より一番嬉しいのだけれど。

2012年7月8日日曜日

Un reencounter!

お店を始めたことにより多くの出会いがありました。
小さな頃に一度会っただけの、遠い親戚の彼とも。
嬉しい再会。(私の事は覚えていない様子だったけれど)

という事で、LE MARSさんで食事でも。
異なる分野で活躍する人の話を聞くのは楽しい。勉強にもなりますしね。




二人の良い笑顔。
根掘り葉掘り聞いてごめん、おばちゃん根性丸出しだったね。

今回は健全な大人の食事会ということで、二件目をお誘いするのはやめておきました。笑
美味しそうなワインを用意してくれていたみたいだったけれど、これはまた次回という事で。
次回は私の家でわいわい飲もうと約束しました。
俺の鶏胸肉レシピフォルダが火を吹くぜ!!



取り分け上手な男子は好感度高いぞ。



2012年7月7日土曜日

原発に思う

原発に対しての考えはあまり口に出した事が無い。

私は反原発でも無いし原発推進でも無い、中立の考えを持つ者だ。
中立だからといって無関心なわけでも無ければ、別に温厚な人間を気取っているわけでもない。
自分の中で考えがいまだにまとまらず、解決の策が全く見いだせないという事での中立派だ。
そして、自分の現状にあるごく浅い知識で、意見を世の中に発信する事に恐さを感じるからだ。
自分の一言で誰かしらに影響を与えるかもしれない恐さ。
原発問題は非常に敏感な問題だからこそ今のところの発言は極力避けていた。

私がこの世に生を受けた時にはすでに原発の恩恵を受けていた。
電力、経済の発展、ともに。
それを忘れて切って捨てたように「原発いらない」とは、軽卒に言えない。
しかし、パンドラの箱とまでは言わないが、人の手には負えない産物を生み出してしまった事実。
自然エネルギーに対する疑問。
解決策とは?
そういう事を考えいたら、日々堂々巡りで相変わらずまとまりがつかない。

まわりの友人達を見ていると反原発の考えの人が多い。
テレビの向こう側の人ではなく自分の身近にいる人だからこそ、その考え、そして訴えを直に肌で感じることができる。
私のような人間は、もっと彼らの考えを直接聞いてみる必要がありそうだ。

しかし、マスコミの報道のあり方、反原発デモを子供じみた手で阻止しようとする推進派、デモに参加した人数、騙されたと主張する人々、反原発の声こそが国民全員の声だと言い切る人々。
など、これらの事には論点のずれを感じずにはいられない。
そこじゃないよなぁ…ってもやもやだけが残る。

皆様すでにわかっていることだし、何を今更と思われるだろうが
賛成派、反対派が意見を交わしながら解決の策を冷静に模索して行かなければいけない。
と、思っている次第であります。

こんなもやもやした人間の意見は、受け流していただいて勿論結構。
ただ、今の私が思った事。静観していた中立の立場の人間が思う事なのでした。


さて、全然内容と関係の無い曲。ただ久しぶりに聴きたかっただけどす。





2012年7月5日木曜日

そんなものだ

今朝いつもと違う道を歩く。
そうすると何かじゃりっとしたものを踏む。
そこには血の跡があった。

多分、何かが車にひかれた跡だったと思う。
恐らく骨の破片を踏んだのだろう。
死はあっけないものだ。皆、平等に訪れる。

亡くなった人の事を思ってずっと悲しんでいるのはあまり好きじゃない。
毎年、命日の日に大勢で集まるのも好きじゃない。
それぞれが心の中にとどめておけば良い。いちいち口に出さなくても良い。
無くなった人の事をすっきり忘れてしまうのは別に悪い事じゃない。

って言ったら、狩猟採集民族のピグミーぽいねと言われた。
しかもバカ族っていう。










2012年7月4日水曜日

もう10年か。

10年ぶりの再会でした。
ここと。




この生々しい写真、すごく好き。生きてるって感じ。

そう。10年ぶりに焼き肉屋に行きました。
大学1年あたりから行ってなかったわけです。
そもそも昔からそんなに焼き肉屋には行かない家でした。焼き肉は家でやるものです。うちでは。

レバ刺し禁止になって次の日位だったでしょうか。しっかり焼かなくても美味いというレバーを提供したおじさんの言う事を無視して、炭化するまで焼く女。

この会には初対面の方もいらっしゃったので、緊張で詳しい味は正直覚えていません。
ただ、美味かったのは覚えています。あと泣ける程熱かったのも。

10年前に行ったのは兵庫に住んでいた時。神戸の焼き肉屋さんでした。
当時の私は牛タン狂いだったので、タンと上に乗ってるネギと鮮やかなレモンの記憶しかありません。
それが先日は牛タンの「ぎ」の字も頭をよぎりませんでした。

そう考えると、10年の間に忘れていった事って沢山ある気がするな。昔の友達でも名前が出て来ない時がありますし。
ああ、なんかまた切なくなってきた。


6年前に、友人の悩みをどうすれば良いか、私の姉に相談した時。

「その人、あなたは船、私は港とか思ってそうだよね。」
って、相変わらず古い姉の発言を思い出して吹く。

こういうどうでもいい事はいつまでも覚えている自分の脳みそが憎い。




2012年7月1日日曜日

諸々 雨☞夜ごはん☞ハーブ


朝、目を覚ますと雨でした。
梅雨前線よこんにちは。しかし思ったより降っておられる。
髪のセット…頭皮の毛穴が憎い。


唐突に昨晩の夜ご飯。
今日の料理ビギナーズを読みながら作ったら、行程を一部はしょり過ぎて違ったものが出来上がった。

しらすとズッキーニの柚子胡椒パスタ。
鶏のピカタ。
ふくらぎの刺身。
2品しか作っていないのに、台所がめためたになった。

完全なる自慢だが、実家で料理をしていた時は今よりは手際がよかったものだ。
同時に行程を進めて、出来上がりのタイミングを全部合わせてっていうね。
ちょっとやらなくなるとこの通りである。
昨日も色々とひっくり返したり、タマネギがとなりの部屋に飛んで行ったり。もうね…

食べる事が三度の飯より好き(なんかおかしい)なので、これから色々と作ってみたいものです。



唐突。
ハーブ諸々。
KUPPIさんのイベントではっちゃんから買ったバジル、ものすごい勢いで成長しています。
プランターが無いので 、使っていなかったやたらめったら大きな鉢に。家にごく少量残っていた土を入れて。
とりあえずの予定だったのだけれど。
大きな鉢は居心地が良いのか。このまますくすくと順調に成長しますように。

いっぱい増えたらバジル祭りやるんだ…


KUPPI
Hachi


2012年6月30日土曜日

A rainy season comes.




明日からと思っていたら、もうご到着の様子です。
只今の空模様。liveでお届けしております。

くもり、曇、KUMORI!!!ていうか雨!!
また一ヶ月後に会いましょう、お天道様。


けだるいなぁ。




氷室饅頭


月のきれいな夜でした。
ヒムロック(氷室饅頭)を食べました。
兼六園下は中島さんとこの氷室饅頭。大家さん提供。



氷室とはその名の通り、雪を貯める場所のことを指します。
冬の間に雪を貯めておき、暖かくなった頃にそれらを室から出し使っていたそうです。
冷蔵庫の無い時代には氷は非常に貴重なものだったので、加賀前田家では7月1日に氷室から氷を江戸の将軍に献上していたようです。
この日は庶民も、寒の中で育った穀物を食べると病気にならないという事で、饅頭を食べる風習が根付いたそう。

まるですべてを知っているかのようにすらすらと書いていますが、私もたった今知りました。

という事で、氷室饅頭は毎年7月1日に石川県で食べられている、無病息災を願う縁起菓子です。
お酒の香りが鼻を抜けて何個でも食べられる美味なおまんじゅうなのです。

さて、今年の梅雨は珍しくお天気続き。
しかし明日からようやく、ぐずついた空模様になるとのこと。
7月の終わり近くまで髪が膨張する日々が続くと思ったら、本当にやりきれません。
今日もすでにセンサーが反応しています。こんな所だけ先取り。


早く陽気な夏がやってきますように。




2012年6月29日金曜日

厚手のワンピース



洋服に一目惚れはありがちな事。
こいつもその一目惚れってやつで手に入れたものだ。
特に柄が良かったわけじゃない。丈はもう少し短めが良かった。これからの真夏にはちょっと暑そう。という三重苦。
なのではあるが、着た時に楽しい気持ちになるのがすぐにイメージできた。

基本は試着をしない主義(面倒)なので、自宅で一発勝負。
失敗する事は5回に1回。なかなかの確率なのだ。

着て見ると、あは、何これ、やっぱり楽しい。
すぐにこれ着て近所の市場に出かけてしまいました。
どうやら今回は成功のようですよ。


spoken words project

Katamachi Night Cruising.









この夜わかった事。
母は強し、という事。
命短し、恋せよ乙女っていう事。

2012年6月28日木曜日

塩麹を作ってみた

一年程前から良く耳にするようになった塩麹。
例に漏れず私もはまってしまった一人です。
初めて食べたのは恐らく、Fratinoさんでのミートローフに添えてあったもの。大根おろしも一緒に付いていたかな。
肉番長のわたくし、何故かミートローフは得意では無いのですが、麹独特の風味もあってさっぱり美味しくいただけました。

しかし塩麹は瓶詰めを買うとなかなかのお値段。
といっても700円程度なのですけど私の消費量が結構なものなので、この際手作りする事にしました。



麹は東山の高木糀商店さんにて購入。
はじめは300グラムからやってみると良いとのこと。へえ。
何せ、干し野菜を失敗させる女。そこは慎重に少量からはじめます。
行程は、麹をほぐして→塩を混ぜて→水を入れてさっくり混ぜて→保存容器に
っていうそれはもう、物足りなさを感じる位の簡単さでしたよ。
ちなみに保存容器は平たいものが良いそうです。
うちにはこれしかありませんでした。まいっか。







あとは常温に置いて(真夏は冷蔵庫が良いみたいです)毎朝一回かき混ぜています。
一週間から十日間程度常温、その後冷蔵庫。
今朝見てみたら水分が足りなかったので、ちょっと足してみました。
ど、どうか失敗しませんように。


こちらはおまけの梅酒と梅シロップ。
有り難い事に今年は沢山の梅をいただきました。
皆さん、田んぼや畑を持っていたり、梅が庭になっていたり、とても羨ましい環境にお住まいなのですね。
昔はシティ派(気持ちだけ)の私も30近くともなってくれば、やっぱり蛙の声が聞こえる場所に住みたいし、緑と戯れたくもなってきます。
コンクリートジャングルに幸せを感じていたあの頃の俺…

ちょっと車を走らせれば緑が広がる金沢、すきよ。


高木糀商店
Fratino

2012年6月11日月曜日

Kurotech Live at SKLO




Berlinを拠点として活動をしているkurotechさんが一時帰国。
SKLOさんの三階にて「音の風景を構築する」というテーマで昨日liveが行われました。
ENIGMEでもお馴染みのdowaki coffeeさんこと、 Kadowaki氏、そしてMasui Makoto さんとのセッションも行われるとの事で土産(富山名物ますのすし…の会社のたいのすしと鯖寿司。)片手に行って参りました。

SKLOさんの三階で、と考えてはみたもののあの空間でliveというのがいまいち想像がつかない。
しかし、行ってみたら想像と逆を行くものだったので、それがまた嬉しかったりしちゃったり。
予定よりも多くのお客様がいらっしゃったため少々キャパオーバー気味でしたが、人の声も一つの音楽となり、音と音が混ざり合い、また新たな音楽となる。そんな不思議な空間でした。
テーブルの下にスピーカーを忍び込ませて日常の音のようなものを随時流していた所もニクイ演出でした。肉いねぇ。

三人のセッションはそれは素晴らしく心地の良いもので、目を閉じて瞑想、そしてトリップにふける事しばし20分程。終わった後は頭の中がすっからかんになる(良い意味でですよ。)これはまた不思議な体験をさせていただきました。
ありがとうございます。そして皆様お疲れさまでした。





2012年4月15日日曜日

旅の人

金沢では、県外出身者で金沢に移り住んできた人を「旅の人」と言って、一歩引いて接するということが稀にあると聞いた。
10年以上、はたまた20年以上金沢の地で生活をしていても、旅の人という事には変わりないという話だ。
なんだか複雑な気持ちにならないでもない話ではあるが、私は、これは県民性をとらえた非常に面白い逸話だと思った。

私は隣の富山県出身であるが、わりかし金沢へ足を運びやすい高岡市の出である。
近いといえども倶利伽藍トンネルを抜ければそこは石川県。
街も風景も、性質も異なった場所であり、永い事見慣れた場所ではあっても意識せざるを得ない部分がどこかにある。

そんなどこかよそよそしさを自分の中で感じていた金沢に、この春から住む事となった。
未だ住民票を移していないのは富山県民のプライドだろうか。
旅の人としての金沢暮らし。肩肘張らないこの感じが、性に合っている。