2013年12月26日木曜日

師走ですね



最近作ってうまかったもの、セミドライトマトを作りました。
ぎゅぎゅと旨味が凝縮されて甘みも強くなります。
ほんのひと手間でこんなに美味しくなるのだなと驚きです。
沢山あったミニトマトが一人分ほどまでにかさが減ってしまったので、トマトを刻んで和えてみました。
トマト&バルサミコの甘みとバジルの香りがウマーなブルスケッタに。

今年のクリスマスご飯は全て写真を取り忘れてしまいました。
はじめて作ったあおさのテリーヌが最恐な出来(香りと味的な意味で)だったので、最早それでころではなかったのです。
あんなにも大好きだったホタテがトラウマになるレベルでした。

メニューは
牛ヒレ肉のステーキ わさびと赤ワインのソース
マッシュルームのポタージュ
マッシュポテト&グリル野菜
スモークサーモンと葱のキッシュ
セミドライトマトとオリーブのブルスケッタ
あおさのテリーヌ(oh…)
スズキのカルパッチョ

でした。
ステーキが一番簡単でなおかつ大好評っていう、素材そのものの旨味に嫉妬。
来年の目標は臭くないテリーヌを作ることです。
料理は実験みたいで楽しい、もっとオーブンとなかよしになりたいです、まる

2013年11月14日木曜日

AJI


これなーんだ。


むむむ…


ぱか。

なんだか写真を撮りながら一人、寂しい気持ちになりました。
そして今これを書きながらまた、寂しい気持ちになってる。
何やってんだ俺…
アジを焼いてもひとり。


体に良いものを食べてお酒を抜いて、
きちんと湯船に浸かって22時までには寝よう。
と、最高に体と心に良いことをしたつもりだったのですが、今朝ものすごい悪夢を見ました。
あと背中がひどくつっています。

あじのひらき(氷見漁港)は90円でした。
そこのコギャルも今日からクレープの代わりにあじのひらきを食べるといいよ。

2013年11月13日水曜日

キッチンより


生活感溢れるキッチンは大好きな場所です。
小さな頃から家族はいつもキッチンに集まっていました。
私はもっぱら食べる専門でしたが。


中国の小さな椅子は脚立として、もしくは煮込み料理を作っている間に一人晩酌をする時の特等席。
キッチン台には烏賊の麹漬けなどのつまみ一式を準備。
今夜も一献、たまらんねい。


使ったキッチンクロスはどんどんボウルの中に。
夜な夜な重曹で、ぐつぐつと煮込みます。
翌朝のぱりっとしたキッチンクロスたちをしげしげと眺めるのが朝の楽しみのひとつ。


困った時の果実酒。
お酒があればすべて呑み尽くしてしまう性ゆえ、このような常備酒は欠かせぬもの。
高いところから重い瓶をヨッコラセと下ろして…が意外と一苦労なので、普段はほとんど登場しません。日本酒、ビールが無くなった時のために。
果実酒は女性陣に喜ばれるので、そこの男子諸君も今日からせっせと果実酒を漬けることをお勧めします。


調味料は非常に置き場所に困るもの。
一番下の棚に出しっぱなしです。
友人の家は天井にハンドルが付いていて、そこを引っ張れば調味料の棚が簡単に引き出せるという驚きハウスでした。
今はみんなそんななのかな、私が遅れているだけなのかな。
この家は古いのでそんな設備は勿論ありませぬ。


ご飯は長谷園の土鍋。
これから一人暮らしを予定される方におすすめです。
炊き方も非常にシンプルで、つやつやふっくら白飯が炊き上がります。
炊飯器はあのデザインがどうしても嫌になってしまい手放した経験があるので、はじめからこちらを購入されることを強くおすすめしたいです。
どんぐりみたいな姿も愛らしいものです。


キッチンに無くてはならない棚は子供の頃におもちゃ用の棚として使っていたもの。
かさばる鍋や電子レンジをきゅうきゅうに設置。
この家には少ない赤の鮮やかな色味がキッチンの良いアクセントになっている気がします。
ここではよく小さな人形たちの家を置いて、友人を呼んではひっそりと妄想家族ゲームを繰り広げていました。
色んな意味でとても思い出の詰まった大切な家具です。


友人夫婦がなまはげ館へ旅行に行った時に買って来てくれたなまはげのお守り。
幼少期から取り憑かれたように日本図鑑を読んでいて、特に大好きだったのはなまはげのページでした。
中学時代には友人によくなまはげ(主にチャッキーでたまに変化球でなまはげにもなる)をリクエストしていたものです。迫り来るハラハラ感。
キッチンの大切な守り神であります。


テーブルからちらと見える景色がとても好きです。
生活感の無い美しいキッチンにも憧れますが、今のところはこのくらいが等身大な気がしています。
そういえばどうでもいい話ですが、最近安さにかまけて購入したパスタ鍋が給食センターかよ的大きさだったので、みんなでかにパーティーをしましょう。
いやはや、かにを茹でるくらいしか用途が見つかりません。
丁度解禁されましたしね。

2013年11月2日土曜日

飯の記録




昨晩は女性ふたりでワインを楽しむ会。

ペーストが食べたい!とのことだったので先日と同じのを作ってみました。
プラス、カブをレモンビターオイルで和えたものと、豚のかたまりと玉ねぎをビネガーで煮込んだもの。
おなかいっぱいできのこのペンネは食べられず…
やっぱり内田真美先生、神やで。

私のマイナス思考自慢みたいな会になってしまって本当にすみませんでした。
同業だと楽しい部分も悩む部分もなんだか似ているねえと、話は尽きないものです。
座右の銘は「誠心誠意」でしたが、今日からは「なんとかなるなる」に変更したいと思います。

最近なんだか飯の話ばかりですみません。
ちなみにごはんblogではありません。

2013年10月31日木曜日

冬の光

光の質が冬のそれになっている事に気づき嬉しくなる。
気付けば明日から11月で、もうこのまま今年は一気に過ぎ去って行く予感。
実家に帰れば母からおせちの注文を頼まれ、私の中ではすでに師走です。
11月から実験的に、仕事のお休みを週二日とする事にしました。
とはいえ、一日は自宅仕事の日になりそうなのですが。
珈琲とお菓子を摂取し過ぎないように気をつけたいと思います。

2013年10月30日水曜日

植物のタペストリー


これのために模様替えしました。☝


ずっと欲しかったタペストリーをSKLOさんにて購入。
1800年代ドイツのものです。
SKLOさんの移転前からお店にあったのはうっすらと覚えていて、ようやく手に入れることができました。
いやあ、よくぞ残っていてくれたなあ。嬉しいなあ。

私もこういった仕事をしているのでよくわかるのですが、絵を飾ることにまだまだハードルの高さを感じている方が多いようです。
私の部屋は賃貸でなおかつ、ひとつひとつの部屋が狭いのですが気にせず思いっきり飾っています。
絵が無い部屋は逆に息苦しさを感じてしまう位です。
壁に飾らない絵は仕舞わず、床に立てかけてすぐに取り替えられるように。

このタペストリーは寝室に掛けようと決めていました。
植物の断面図がなんとも妖艶で、怪しげエロスです。
赤ピンク色のリネンシーツをベッドにかけていたのですが、なんだかここに寝そべる自分(こけし顔)を想像したらおかしすぎたので、やっぱり白にしました。

次に手をつけるは寝室のカーテンだな。
手縫いで頑張るか。


朝の柔らかな景色の中では、異質なほどに赤。
寝ぼけた頭が一気に目覚めました。
天気の良い休みは久しぶりなので、いつも通らない道を歩く。
金沢は裏道が楽しい。
今日は近所のおじさんが集いそうなサテン(※喫茶店)を見つけましたが、入る勇気は勿論ありません。
ローレンスさえ入れないA型。

2013年10月27日日曜日

食の会











世間ではお酒を片手に大盛り上がりしている土曜日の日暮れどき
私たちはノート片手に調味料を広げ、暮らしの手帖も真っ青の、約6時間にも及ぶ調味料比較会をひっそりと開催しておりました。
以前よりそれぞれの家庭の調味料を持ち寄って味の比較、検討をしたいという話をしていたもので、今回念願叶っての開催、第一回目です。
私は趣旨がよくわかっていなかったので(若干飲み会だと思ってた)、あまり関係の無い肉、ジャム、蜂蜜やらマスタードを持って行き、少々アウェイな感じではじまりました。

それぞれのご家庭のオリーブオイル、塩、バター、ごま油、醤油、酢、みりんを今回は比較。
同じ種類の調味料でも瓶から漂う香りからして全く異なり、それぞれに適した使い方や活かし方があるという事がわかりました。
どれが悪いというわけではなく、各々にいいところがあるんです。
いやあ、比較してみないとわからないものですね。
なにせ19時過ぎからはじまって、終わったのは日をまたいだ1時過ぎだったので(アルコール一切なしで)内容は一言では表せないのですが、とにかく言えるのは「自分の堕落した食と生活を見直そう…俺、がんばる…」という事です。
そのくらいに皆さん食や生活に対する意識が高かった。
私は基本的に原材料の表示を見て買うことは無いのですが、少しだけ気にしてみようと思いました。
体に悪いからというよりも、添加物を控えることによって感覚が研ぎ澄まされるという話が非常に興味深かったからです。

おまけで私の唯一苦手な食べ物、牛乳の比較をしたのですが
生乳(商品名・想いやり生乳)とやらは難なく飲めました!奇跡!お猪口一杯だけど!
その後は普通に市販されている高温殺菌牛乳のかほりを嗅いだだけで悶絶しました。これはむり。

この食の会がとても楽しかったので、定期的に開催する事となりました。
次回は奈良漬けと大根寿司を作りたいです。
おばあちゃん先生求む。

2013年10月26日土曜日

先日の続き


どういう状況だったのか覚えていないけど、なんとも楽しそうな写真が送られてきました。
クイッククイック。

2013年10月25日金曜日

カレー


カレー粉作りはくしゃみが止まらない。

この冬は父からカレー作りを伝授いただこうと思う。
骨付き鶏ももの髄から出たうまみがクセになる、さらさらのカレー。
どんなに体調が悪くてもぺろりと平らげてしまう魅惑のカレー。
みんなのカレーも大好きだけど、自分の家のは毎日食べられる、これ不思議。

お披露目は来年の春頃かな。それまでにチャパティも作れるようにしときます。
お気に入りのカレー皿持ち寄って、皆でカレー会しようぜ。

2013年10月24日木曜日

家ごはんの愉しみ





打ち合わせの後はデザイナーさんのお家でごはん。
いつも気持ちよくお仕事を引き受けてくださるので、感謝の気持ちも込めて料理を作って行きます。
最近二人がはまっているというワインとチーズの会ということで、ワインに合う料理を持って行きました。

人参とクミンのペースト、カリフラワーのペースト、キノコと黒オリーブのペースト、レンズ豆のサラダ、グリーントマトのジャムも。
キノコと黒オリーブのペーストはペンネのパスタソースとして。
皆さんに喜んでいただけました、よかったよかった。

用意していただいたグリュイエールチーズのじゃがいもグラタンやカボチャのサラダ。
それにワインにチーズ。
うーん幸せであります。

ワインはボルドーとブルゴーニュ、もう一種類は南のどこか。(酔ってて忘れた)
風味の違いや、時間による味の変化を愉しみながら。
こうやって価値観が近い者同士が集まって料理を囲みながら、美味しいものの情報交換や他愛も無い話、それに仕事や生活の話をするのって、本当に宝物のような時間です。
この数年、つくづく思うこと。

2013年10月17日木曜日

テーブルから見える、寝室の棚がすきだ。

この部屋に越してちょうど一年半が過ぎた。
どうってことない普通のマンションなのだが、廊下のライトがレトロなところと、キッチンのコンロのデザインがかっこいいところ、寝室のクローゼットやドアがのっぺり白くて大きくて、取手はやけにそっけないところ。
そこがとても気に入った。

キッチンのタイルが花柄なところ、寝室と本の部屋の床が偽床(ぐにぐにしているやつ)なところ、ひとつひとつの部屋がやけに小さいところはいまだに慣れない。

ここに越した当初と比べると、とても物が増えた。
それは実家から思い出のかけらをせっせと運び込んで来たからである。
結局一人暮らしをはじめても、身の回りにある家具も、食器も、本も、絵も、生まれ育った場所とあまり変わりはない。
おかげであの家の中身はからっぽだ。

光が差し込んだときの色が、あの家とどこか似ている気がする。

2013年10月16日水曜日

マンガとカレーのマリアージュとも言う


休みの日。
マンガとカレーのムフフな関係。

おすすめ

富山廣貫堂 やくぜんカレー

2013年10月14日月曜日

秋の器


我が家の食器棚には四季は無いのだけれど、これは秋になったら使いたい器。
木の葉が描かれた五寸皿、北大路魯山人の作品です。
東京にかつてあった、星ヶ岡茶寮の器らしいです。

誰かが言っていたのは、彼の器自体に特別引きつけられるものは無いけれど
やっぱり料理を乗せて成立する器なんだと。
うむ、これには納得。

今朝はskuro玄米をおむすびにしてみました。
具なしの塩むすび。
やっぱりこれが一番うまい!

乙女の朝食




先日とある方から、今年のテーマは「ガーリー」じゃなかったっけと言われて。
すっかり忘れていました、そしてもう10月中旬という事実。こわやこわや〜
なんでそんな目標立てたのかすら忘れました。
何かあったんだろうなあ。

ガーリーという事でフレンチトースト作ってみました。
ガーリーのイメージがステレオタイプすぎてごめんなさい。

しかしフレンチトーストって
フランスパンを放置してカチカチになったんで、なんか浸して焼いたらうまいんじゃね?
っていうずぼら料理という事に後から気がつきました。

残り少ない2013年も、変わらずこの調子でいきたいと思います。

2013年10月12日土曜日

ひまつぶし



待つのは得意なほうです。
変なもの見つけるのも得意なほうです。

2013年10月10日木曜日

プリン


夜な夜な豆乳プリン作りにはまる女。
昨晩はレシピを変えて作ってみたら自分好みのものが出来上がりました。
内田真美先生、ほんま神やで。
きな粉にっき黒蜜がプリンに合うのなんのって…

プレートに置いたら柔らかすぎて形を保てなかったので、古いフランスのコンポティエに。
中国、清1800年代頃の青いお皿を敷いて涼しげに、れんげでいただきました。

これは一生もののレシピです。

2013年10月6日日曜日

観察から想像へ 



SKLOさんで開催されている神崎由梨さんの展示。
「観察から想像へ」

木彫、油彩、水彩、素描。
それぞれの手法で表現された実験的な展示です。
彼女の持つ透明感や、感性が直に感じられました。

自身の目で見たものと、想像の中で生まれたもの。
店主とのやりとりから生まれた今回の展示はとても新鮮です。
10月14日まで開催。

SKLO

2013年10月3日木曜日

日本の良き風景


☝もも(一番好き)


☝オレンジ(オレンジの分、ももを増量して欲しい)

あっついのよ。
空気こもるのよ、このマンション。

今朝は武家屋敷を通って出勤したら、修学旅行生がたくさんいました。
男子と女子のまとまりのなさと言ったら、そりゃもう。
「ちょっと男子〜」って言ってるお決まりのシチュエーションも見られて、朝からほくほくなアラサーなのでした。